「最近なんとなくだるい」「手足が冷えてつらい」… そんな悩み、実は“体温の低下”が関係しているかもしれません。
体温が1℃上がると免疫力は約30%もアップすると言われています。 そのため、日々の生活の中に“体を温める習慣”を取り入れることが大切です。
◆ 1. 首・お腹・足元を温める服装
まずは、体の「冷えやすい部分」を重点的にカバーしましょう。
- ストールやマフラーで首元を保温
- 腹巻きや温感インナーでお腹をしっかりガード
- 厚手の靴下やレッグウォーマーで足元をポカポカに
「首・お腹・足首」の3点を温めることで、体全体の冷えが和らぎます。
◆ 2. 入浴でじんわり温活
シャワーだけで済ませがちな方も多いですが、入浴には大きな効果があります。
38〜40℃のぬるめのお湯に10〜15分浸かるだけで、血行が促進され、副交感神経が働きやすくなります。
さらに、エンドルフィン(幸福ホルモン)が分泌され、心もリラックス。体温だけでなく気持ちも整います。
◆ 3. 下半身運動で「熱」を生み出す
下半身には体の筋肉の70%が集まっているため、動かすだけで多くの熱が生まれます。
たとえば、朝の支度前にスクワットを10回行うだけでも十分効果的です。
また、通勤や買い物では階段を使うことを意識し、軽いウォーキングを日課にするのもおすすめです。
◆ 4. 「歩数目安」を把握してみよう
毎日の歩数を把握しておくと、自然と運動量が安定しやすくなります。
年代 | 目標歩数 |
---|---|
30代 | 9,000歩 |
50代 | 8,000歩 |
60代 | 7,000歩 |
無理に1万歩を目指すよりも、「いまより+1,000歩」から始めると継続しやすいですよ。
◆ 5. 朝の軽い運動で体温リズムを整える
朝は、体が目覚めると同時に体温もゆるやかに上昇するタイミングです。
その時間帯にラジオ体操や軽いストレッチを取り入れることで、1日の体温リズムが整い、冷えにくい体に近づきます。
◆ まとめ:今日から“温める生活”を
冷えを防ぐことは、健康を守る第一歩。
服装・入浴・運動など、ちょっとした意識で体温は変わります。
毎日の習慣で、免疫力を底上げしましょう!
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