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■ 体温を上げたいなら、「歯のかたち」を見直して
なんとなく体がだるい。
疲れやすいし、寒くもないのに手足が冷える――
そんな不調、もしかしたら「体の食べ方のズレ」が原因かもしれません。
私たち人間の歯はこんな割合でできています:
- 臼歯(白歯)20本:62.5%
- 門歯 8本:25%
- 犬歯 4本:12.5%
この構成からわかるのは、「人間の体はすり潰す=植物性食品をメインに摂るようにできている」という事実。
穀物、豆類、野菜――これが“本来の食性”です。
にもかかわらず、現代の私たちは肉・乳製品・脂たっぷりの加工食品に囲まれています。
それが、血の巡りを悪くし、体温を下げ、免疫力まで落としているかもしれないのです。
■ 食べすぎ→血液が汚れる→体温が下がる、悪循環のしくみ
高脂肪食品を食べすぎると:
- 栄養過多で血液に老廃物がたまる
- 血液が汚れ、サラサラ感を失う
- 血流が悪化して、体が冷える
- 血管が縮み、血行がさらに悪くなる
- 結果、ドロドロ・ベタベタの血液が体に広がっていく
この血行不良と低体温のセットは、「冷え性・慢性疲労・免疫低下」の温床。
つまり、“体温を上げる”ことは、血液をキレイにし、健康を底上げする第一歩なのです。
■ 今日からできる!温活の基本3か条
- 腹八分目を意識した食事
- 肉より植物性中心の食事(雑穀・豆・野菜・発酵食品)
- 冷たいものを避け、温かい飲み物やお風呂で芯から温める
この基本を続けるだけで、代謝も血行も改善され、「疲れやすさ」「冷え」「寝起きの重だるさ」から少しずつ解放されていきます。
■ まとめ:歯は食性の鏡、血液は健康のバロメーター
体温が1℃上がると、免疫力はなんと最大で5~6倍にまで上がるとも言われています。
まずは自分の“歯”と“血液”に耳を傾けてみませんか?
体の設計どおりに食べて、温めて、血の巡りを良くする――
それが、「自然治癒力」という名の最強の味方を呼び戻すカギなのです。
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