暑い夏でも、実は「冷え」が体調不良の原因になっていることをご存じですか?
エアコンの効いた部屋、冷たい飲み物や食事、運動不足……現代の生活は体をどんどん冷やしてしまいます。そしてこの“冷え”が、体に「水毒」という形で悪影響を及ぼしているのです。
目次
水毒ってなに?
「水毒(すいどく)」とは、体の中に余分な水分がたまってしまい、うまく排出できなくなることで起こる不調のことです。
血液やリンパの流れが悪くなり、体のあちこちに“水の渋滞”が起きてしまう状態です。その結果、以下のような症状が現れることがあります。
水毒による主な不調
- 肥満・メタボ:水分が体に溜まりすぎて代謝が落ちる
- 頻脈・不整脈:体温を上げようと心臓が頑張りすぎる
- 帯状疱疹:余分な水分を無理に外に出そうとして起こる
- メニエール症候群:内耳にリンパ液がたまり、めまいや耳鳴りに
- アレルギー:鼻水、くしゃみ、皮膚の湿疹など
- リウマチ・神経痛:水分がたまり炎症や痛みを引き起こす
- 緑内障:目の奥の痛み、吐き気、頭痛などの症状にも関係
どうして水毒になるの?
冷たい飲み物や冷房、運動不足などが続くと、体の中心が冷え、血の巡りや水分の流れが滞ります。
本来であれば、汗や尿として出ていくはずの水分が体の中に残り、むくみ・痛み・不調として現れてしまうのです。
解決法は「体温を上げる」こと
水毒を防ぐ最大のコツは、「体を冷やさないこと」。
- 冷たい飲み物は控えめにして、常温〜温かい飲み物を選ぶ
- 湯船にしっかり浸かって、体の芯を温める
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